朱鞠内湖(しゅまりないこ)

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北海道北部の幌加内町にある朱鞠内湖について奥深い湖のイメージを勝手に持っていて、ぜひ行ってみたいと思っていた。そこで、道北から大雪山に向かう計画の途中で寄ってみた。着いてみると意外にも開けた場所であった。湖自体は人造湖で雨竜川を堰き止めたものだから、本来は雨竜ダム湖なのだろう。日本一の広さを持つダムとのことだ。昔は名寄と深川の間が鉄道でつながっていたのだから、開けていてもおかしくはない。なお、朱鞠内湖の西側に道路が北に向かってつながっているが、現在は通行止めになっており、ドライブでは山深い山中の雰囲気は味わえないが、キャンプや釣りなど湖で楽しむ向きには最高だろう。

朱鞠内湖(国土地理院地図閲覧サービスより)

朱鞠内湖(国土地理院地図閲覧サービスより)

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留萌の方から朱鞠内湖を目指した。留萌から内陸側に向かったところから交通量は極端に少なく、どこからかは覚えていないが、途中から車に全く会うことがなかった。道路はきれいで走りやすいが、少々心細かった。
途中から道道126号線に合流する。小平蘂川(おびらしべがわ)という川沿いに走る道だが、途中に小平ダムという人造湖があって、その湖を横断するように橋が渡っている。静けさといい、景色といい雰囲気のある場所だった。駐車場も整備されていた。休憩するには良い所だ。

小平ダム湖

小平ダム湖

朱鞠内湖に到着する。留萌から約80km、1時間半弱の行程だった行程だった。途中は前述の小平ダムがあるだけで、比較的農地の中を通ることが多い道だった。

朱鞠内湖に近づけるのは、キャンプ場の周辺と展望台の辺りだけになる。平日だったこともあり、人はほとんどおらず、静かな湖面だけが見える。もう少し、森が広がっていて、木々の間を抜けて行くものと思っていたので、思いのほか開けていて驚いた。

朱鞠内湖

朱鞠内湖

案内板によれば、朱鞠内湖が湖の名前で、雨竜川を堰き止めた雨竜ダムによって出来た湖だということが分かる。広さが日本一というだけに、見える景色も壮大だ。

雨竜ダム看板

雨竜ダム看板

展望台の近くに雨竜ダムの堰がある。日本一の広さのダム湖だが、川自体はそんなに大きな川ではないようだ。

雨竜第一ダム

雨竜第一ダム

展望台から見える朱鞠内湖の景色。湖が広いことが良く分かる。先が若干かすんで見える。

朱鞠内湖

朱鞠内湖

朱鞠内湖

朱鞠内湖

湖を展望できるところはかなり限られている。湖まで下りられるのはキャンプ場のある所だけのようだ。地図上では道が湖の周りを回っているように見えるが、湖の東側の国道275号線は通れるが、西側の道道524号線はキャンプ場から少し行ったところで通行止めになっていて、朱鞠内湖一周は出来なかった。

この後、朱鞠内湖から大雪山に向かったが、途中士別で大雨になった。後のニュースでは1時間に50mmも降ったようだ。前が見えないほどだったが、その日、宿で聞いたらよくあることのようだ。やはり山地なので天候には気をつけたい。特に、交通量が少ないので、何かあったらとの心配もある。

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