稚内・ノシャップ岬

スポンサーリンク

北海道稚内市にあるノシャップ岬は去年立ち寄れなかったので、再チャレンジということで行って来ました。ここに着く前に立ち寄った宗谷岬は国道のすぐ近くではあったが、岬の先端近くだけが開発されているだけで、人家もあまり見かけなかった。一方、ノシャップ岬は稚内駅から4㎞程度しか離れていないせいか、岬の先まで町並みが続いており、岬の先端に来たというような秘境感はなかった。なお、岬には稚内灯台とノシャップ寒流水族館がすぐ近くに並んで建っている。
夕陽が美しい岬として知られているが、当日は曇りで日が出ていなかったので待っても見えなかったと思うが、日の入り時間が5月下旬~8月上旬にかけては19時を過ぎるので、日の入り時間や宿泊場所などうまく合わせておかないと結局見ることができなくなってしまうので気をつけたい。

ノシャップ岬(国土地理院地図閲覧サービスより)

ノシャップ岬(国土地理院地図閲覧サービスより)

北海道を旅行するときに使えるお得な切符一覧

岬の先の部分には駐車場があり、海に向かって公園のようになっている。ここにイルカのモニュメントがある。「イルカが宗谷海峡を通過したという昔ばなし」からという説明があるが、イルカが通過したのが昔ばなしで、今は通過しないということか、それほど珍しいことだったんだろうか、どうも解が見つからず、モヤモヤする。

ノシャップ岬イルカのモニュメント

ノシャップ岬イルカのモニュメント

岬の先から陸側を振り返るように見て右側に恵山泊漁港があり、天気が良ければこの先に利尻島が見える位置関係だ。島らしきものは見えるが、天気が悪く判然とはしなかった。左側は稚内灯台とノシャップ寒流水族館がある。水族館は灯台の右側の建物だ。外壁の表示は手作り感が強い。

ちょうど礼文島に向かうハートランドフェリーが通過した。岬から海側を見て左側が利尻・礼文のある方向。右側が宗谷岬側、稚内駅は右後方にある。

礼文島へ向かうフェリー

礼文島へ向かうフェリー

海の中に岩礁のようなものが見える。島かと思ったら地図に島はない。拡大してみると消波ブロックのようだ。地図上には岬を取り巻くように隠顕岩(いんけんがん)の記号がある。隠顕岩は、干潮時には、水面上に顔を出す岩のことなので、それが現れたのかと思ったが違った。たぶん、船を港にガイドする役割をしているのだろう。

消波ブロック

消波ブロックだった

ノシャップ寒流水族館は、手作り感のある水族館で、入るとすぐにクリオネの展示があった。

クリオネ

クリオネ

その他にも、イトウやオオカミウオなどの北の魚を回遊するように展示してあるのが目玉なのだろう。ペンギンやアザラシなどの展示もあったが、やはり、その地の生物の展示が興味を引く。

北海道を旅行するときに使えるお得な切符一覧

コメント