キムアネップ岬とサンゴ草群生地

スポンサーリンク

サロマ湖の南岸の東端近くにサロマ湖に突き出るキムアネップ岬を訪問。
サロマ湖の絶景ポイントの一つとのことである。案内ではサロマ湖に沈む夕陽がすば’らしいとのことだ。ただ、北の大地での夏場の太陽は出るのは早く、沈むのは遅い。7月2日に訪ねたが、この時の日の出が3時46分、日の入りが19時13分だった。この時間めがけて行かなければ見ることは出来ない。ただ、サンゴ草の色づく秋には日の入りはずっと遅くなっていて、9月中頃17時40分頃、10月中旬16時45分頃だから訪ねる時期や時間を考慮して行けば最高の景色をみることができそうだ。
また、キムアネップ岬の先端部分はキャンプ地になっていて、岬を一周できる遊歩道がついている。小規模ではあるが、花の種類は原生花園と同じようなものが咲いているようだ。

キムアネップ岬(国土地理院地図閲覧サービスより)

キムアネップ岬(国土地理院地図閲覧サービスより)

北海道を旅行するときに使えるお得な切符一覧

キムアネップ岬からはサロマ湖が一望できる。北の対岸の砂州は見えるが、西側を望んでも対岸はかすんで見えない。いかに湖が大きいかが分かる。

キムアネップ岬からサロマ湖全景

キムアネップ岬からサロマ湖全景

キムアネップ岬から南西の方向を見ると、小高い山が見える。幌岩山と言って、サロマ湖周辺では一番高い山となっていて、山頂には展望台があり、サロマ湖を俯瞰できるとのことだ。私もこの後、この山頂に向かう予定にしている。

キムアネップ岬から幌岩山を望む

キムアネップ岬から幌岩山を望む

キムアネップ岬の北の対岸は、ワッカ原生花園のある砂州にあたる。この砂州にはサロマ湖とオホーツク海をつなぐ湖口があり、正面に見えるのが第2湖口でそこにかかる橋を遠くに見ることが出来た。

サロマ湖対岸第2湖口にかかる橋

サロマ湖対岸第2湖口にかかる橋

キムアネップ岬にもサンゴ草の群生地があるとのことで寄ってみた。岬の先から国道に戻る道の最初の三叉路を右折して400mぐらいの所に駐車場があり、そこが観察路の入口となっている。
時期的にはまだ、色づくには早く、その面影は無く、湿原が広がる景色だけだった、季節には真っ赤にに色づくのだろうことを想像して、先に向かうことにした。

キムアネップ岬サンゴ草群生地

キムアネップ岬サンゴ草群生地

キムアネップ岬は通りすがりに訪れたので、残念ながら時間的にも季節的にも合わなかったので、紹介されているような光景を見ることは出来なかった。しかし、サロマ湖を間近に感じる場所であり、ほとんど訪れている人もいなかったので、静かな自然を満喫することが出来た。近くを通ることがあれば立ち寄ってみる価値があるだろう。

北海道を旅行するときに使えるお得な切符一覧

コメント