函館 立待岬
函館の先端に立待岬という本州を見渡せるところがあるとのことで、行ってみた。
ちょうど夕方だったので、西から太陽が差し込んでいる。後ろは函館山の一部で、この山には3つの高みがあり、一番高い(334m)が山頂となっており、ロープウェイの終点のあるところになる。立待岬から山を望んで、山頂の左(南)方向には300mの高みがあり、この写真の奥側の山になる、写真の手前右端にあるのはもう一つの高み(112m)の裾になる。
「立待」という名は、いかにもロマンチックな名前だと思ったが、アイヌ語の「ピウス」(岩の上で魚を待ち伏せして、ヤスで獲る場所)を意訳したものという。魚を待っていたんですね。
さて、立待岬から見て南側、正面には下北半島が見える。
右に目を向けると、南西方向に津軽半島が見える。こちら側に青函トンネルがつながっている。
元々、青函トンネルは東ルート約20km(函館~下北半島)と西ルート約22km(福島~津軽半島)のどちらかという計画があったようだが、長さは同等だが、西ルートの方が海が浅く、掘りやすい岩だったことや、下北半島のように火山が無いことなどから西ルートに決まったとのこと。もっとも、その様子をここからうかがうことはできない。
また、函館市内方面に目を向けると、市内のビル群や、さらに汐首岬あたりまで続く陸地の景観が見渡せる。
立待岬には、ハマナス公園があり、10月だったので、花はないが赤い実がなっていた。
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