高知駅に降り立ち、時間があったので高知市街の散策をした、とは言っても、お決まりのコースとなっている「はりまや橋」と「高知城」に向かった。その両者も駅からは比較的近い所に有り、いずれも歩いて行くことができる。駅からの距離は、はりまや橋が800mほど10分、高知城が1.5kmで約20分、はりまや橋と高知城間が約1kmで12分ほどとなる。
位置関係は高知城にあった案内図が分かりやすかったので写真を載せておく。
はりまや橋
高知駅は南北に出口があるが、はりまや橋や高知城は南口側にある、駅前はロータリーになっていて、その中に市電の高知駅前駅もある。
まずは、はりまや橋に向かった。昔、定期観光バスで車内から通りすがりに見ただけなので、位置関係がはっきりしなかったが、高知駅から南(海方面)へ国道32号線を行く。高知駅前から市電も走っているので、これで「はりまや橋」で降りても良いが、800mほどの距離なので10分もかからずに着く。
目に入るのは、大通りにある石造りの欄干だが、これが現在のはりまや橋とのこと。
この左側のビルの壁にあるのが「からくり時計」
現はりまや橋の右手に、前の「はりまや橋」がある。しかし、これも平成10年に再建された物だそうで、その前の「はりまや橋」は、その地下に博物館があって展示されているとのこと。
高知城
はりまや橋から西の方面に高知城はある。はりまや橋の先の道路を行って、途中で右折して追手門に向かうか、駅方面に戻って、「追手筋」を西に行けば、城の真正面に出る。
城には追手門を通って入る。公園の中だけなら料金は不要。
追手門を通って、杉の段、三の丸、二の丸へと昇って行く。二の丸の地図では詰門とある場所に「懐徳館入口」という看板の出た建物があったが、たぶんここが本丸天守閣への入り口なのだろう。当日は閉まっていた。
よって、本丸には入れず、鉄門跡から、城の石垣に沿って降りて行くと、城が周りの石垣とともに正面に見える。
この道からは石垣の石組が良く見える。自然石をそのまま積み上げる野面積みという方法なのだそうだ。
高知城の中には、場所は様々な所に分かれているが、いくつかの銅像もある。
「山内一豊」の像:初代城主で、追手門を入る前の県立図書館の近くにある。
「山内一豊の妻」の像:内助の功で知られた妻だが、一豊の欲しがった名馬を手に入れて、
それが信長の目に留まったことで出世したという逸話。そのため馬を引く姿の像になって
いる。追手門から登った所にある。
「板垣退助」の像:直接城との関係は無いようだが、土佐藩士だったことで高知城にある
ようだ。追手門を入った所にある。
まとめ
時間があったので、その範囲内で行けるところを散策した。はりまや橋も高知城も駅からは近く、ちょっとした時間の合間に寄れるところだ。もちろん城に興味があったり、天守閣に登るなどするなら、それなりに時間をかけることも出来る。ちなみに今回は約1時間強で回ってきた。
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