「~することができる」(poder+不定詞)
※ある状況の下で、~することが可能という場合(能力とは関係なく)
・この天気なら今日は泳げそうだ Acho que posso nadar hoje neste tempo.
・免許が無いので運転できません Não posso dirigir porque esqueci minha carteira de motorista.
・雨でテニスができません Não podemos jogar tênis por causa da chuva.
「~する能力がある」(saber+不定詞)
※ 能力として、することが可能という場合
下記例のEu sei dirigir. も Eu posso dirigir. も「運転できる」だが、saber は能力なので免許が無いからできない、poderは免許はあるが何かの理由で運転ができないと言っている。
・私は運転できます Eu sei dirigir.(免許証を持っている)
・私は泳げます Eu sei nadar.(泳ぐ能力がある)
・あなたは日本語を話せますか? Você sabe falar japonês?
「~だろう、~にちがいない」
※ 「できる・できない」という意味とは別に、未来を推量する意味での可能性を示す場合
・たぶん明日は雨だろう Provavelmente choverá amanhã.
(choveráは直接法未来形で、~だろう)
Talvez chova amanhã.
(Talvez + 接続法現在で可能性を示す)
・今日はきっと雨が降るだろう Deve chover hoje.
(dever = must、ちがいない)
・母はきっとすぐ帰ってくると思う Minha mãe deve voltar logo.
・彼はすぐに到着すると思う Acho que ele vai chegar logo mais.
(achar que = think, guess)
・今日の午後雨が降るらしい Parece que vai chover hoje à tarde.
(parece que = look like)
・彼女は病気かもしれない É provável que ele esteja doente.
(É provável que 接続法現在 = It’s likely that)
(estaja はestarの接続法現在)
・今夜は雨が降るかもしれない É provável que chova hoje a noite.
(chova はchover の接続法現在)
※接続法現在:「接続法」は実際には起こっていないことに関して、そのことを「現在」時点でどのように思っているかを表す場合に用いる。いずれも「que」やその他の接続詞を伴う節の中で使用される。すなわち、「~だろうか、~かもしれない、~だといいのだが」などのように、希望や疑いなどの言葉と一緒に用いられる。上記では Talvez たぶん、É provável que かもしれない のような語の後に続く場合に用いられる。文法などの説明はこちら
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