北海道にLCCを使って飛行機で入るとお得なJR北海道フリーきっぷ
飛行機で北海道へ入る人で、AIRDO、Peachを利用した場合に、駅で搭乗券を見せれば買えるフリーきっぷがある。購入できる駅が飛行場に近い駅に限定されているが、エリアとしては小樽~札幌~旭川を含み稚内・留萌・富良野方面の「きた北海道フリーパス」と、網走・根室・釧路・富良野方面の「ひがし北海道フリーパス」の2種類があり、かなりエリアが広い。特急列車も自由席であれば乗り放題となっている。北海道のフリーきっぷとしては「北海道フリーパス」7日間に比較して、利用期間が4日・5日間と短いことを除けば値段は半額近いので、エリアを限定できるのであれば最もお得なきっぷとなっている。
また、25歳以下だとさらに割引がされるという優れモノだ。
きた・ひがし北海道フリーきっぷの概要
ねだん・有効期間・販売期間
きっぷの名前 | 大人 ねだん |
小児 ねだん |
U25※ ねだん |
有効 期間 |
販売期間 |
AIRDOきた北海道フリーパス | 13,150 | 6,570 | 10,520 | 4日間 | 2019/4/1~2020/3/31 |
AIRDOひがし北海道フリーパス | 16,380 | 8,190 | 12,680 | 5日間 | 2019/4/1~2020/3/31 |
Peachきた北海道フリーパス | 13,150 | 6,570 | 10,520 | 4日間 | 2019/4/1~2020/3/31 |
Peachひがし北海道フリーパス | 16,380 | 8,190 | 12,680 | 5日間 | 2019/4/1~2020/3/31 |
※U25は購入時に満12歳以上25歳以下の人が購入できる。購入時には公的証明書(運転免許証・保険証)等、年齢の確認できるものを提示する必要がある。
フリーエリア
発売条件
発売箇所に、各航空会社の「搭乗案内」を提示して購入する。25歳以下でU25用を購入の場合は、年齢を確認できる公的証明書の提示も必要となる。
購入できるのは「搭乗案内」1枚につき1枚のみ。なお、共同運航便の場合は、対象の航空会社で購入したものでなければいけない。
購入日は、搭乗した日のみで、この日を外れると購入できない。なお、利用開始は搭乗日当日から、または翌日からとすることができる。
発売箇所
使用した航空会社と、「きた」か「ひがし」および到着空港で発売箇所が異なる。すなわち、到着した空港の最寄りの駅またはツインクルプラザの各支店でのみでしか購入できない。
下表〇印の箇所のみで販売されている。
到着空港 | 発売箇所 | AIRDO きた |
AIRDO ひがし |
Peach きた |
Peach ひがし |
新千歳 | 新千歳空港駅 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
旭川 | 旭川駅 ツインクルプラザ旭川支店 |
〇 | 〇 | ||
女満別 | 北見駅 網走駅 |
〇 | |||
帯広 | 帯広駅 ツインクルプラザ帯広支店 |
〇 | |||
釧路 | 釧路駅 ツインクルプラザ釧路支店 |
〇 | 〇 |
利用条件
・フリーエリア内の特急列車・急行列車・普通列車の普通自由席の乗り降りが自由。
・指定席とする場合は、運賃はフリーきっぷが有効なので、指定席券等の料金を支払って別途購入すれば乗車できる。
・JRバスは利用できない。
まとめ
飛行機で北海道に入ることを考えている人には非常にお得な切符だ。飛行機の予約さえすれば、切符は、空港の最寄り駅で搭乗券を見せるだけで買うことができる。フリー区間も非常に幅広いので使い勝手が良い。近場の利用では割が合わないが、少し足を延ばせば、新千歳空港駅~網走駅10,580円、新千歳空港駅~稚内駅10,910円、新千歳空港駅~釧路駅8,930円が片道特急自由席の値段だから、この距離なら単純な往復でも十分に元が取れることになる。しかも25歳以下だとさらに安くなる。非常にお得な切符と言うことができるだろう。飛行機を使って北海道に入り、安く旅をしたい人には検討に値すると思う。
なお、フリーきっぷ以外に、空港と駅間のバスや駅レンタカーなども割引になるので、この切符を使用するときは、各サイトを確認しておくと良い。
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