はこだて旅するパスポート(2019/10運賃改定)

スポンサーリンク

北海道南部(函館・大沼公園・森・木古内・恵山)方面のフリーきっぷ

道南のフリーきっぷにめぼしいものがないが、唯一、函館・五稜郭・大沼公園・木古内・恵山・川湯温泉など渡島半島の南東部のフリーきっぷがある。JRのみでなく、函館市電、函館バス、道南いさりび鉄道線が乗り放題となっている。1日用と2日用があって、道南をめぐるにはお手頃かもしれない。なお、函館山のロープウエイと函館バスの江差方面はフリー区間には入っていない。
北海道を旅行するときに使えるお得な切符一覧

はこだて旅するパスポートの概要

フリーエリア

概略図

フリーエリア

●JR  函館ー五稜郭ー函館北斗ー大沼公園ー森(渡島沼尻駅経由含む)

●道南いさりび鉄道  五稜郭ー木古内

●函館市電 全線

●函館バス
・函館市内、北斗市内、七飯町内、可部町内の函館バス(上図の赤枠の市町内の全路線)
・上記市町以外
砂原線(森駅から海沿いを南下:森駅前~砂原3丁目)、濁川線(濁川温泉方面:森駅前~三岱入口)、函館~知内線(バスセンターから~函館駅前経由~木古内駅まで)、快速松前線(函館駅前~バスセンター経由~木古内駅前まで)

(注意)函館を走る路線バスには、函館バス以外に「北部交通」(都市間バス)、「函館帝産バス」(函館駅⇔函館空港・フェリーターミナル・新函館北斗駅・五稜郭公園)なども運行しているが、これらには乗車できない。

利用できる列車(JR)

フリーエリア内の普通(快速含む)列車の普通車自由席に乗り降り自由
特急を利用したい場合は、運賃は有効なので、自由席特急券または指定席特急券を購入すれば乗車できる

利用期間

通年(利用制限期間なし)

有効期間とねだん

有効期間 1日用  大人 2,690円  小児 1,340円

有効期間 2日用  大人 3,650円  小児 1,810円

発売箇所

●JRの駅(函館・五稜郭・桔梗・七飯・大沼・大沼公園・森・八雲・長万部・奥津軽いまべつ・新函館北斗の各駅)
●道南いさりび鉄道・木古内駅
●ツインクルプラザ函館支店

まとめ

道南の観光拠点として、渡島半島東南部の亀田半島側をほぼ網羅したフリーきっぷとなっている。この地域を巡るには意外と時間がかかる。よって、ゆっくりと2日のコースで回るのがお勧めだ。また、2日間を亀田半島側、その後を西部の松前半島側に充てれば、結構、ダイナミックな道南周遊旅行となる。松前半島側にはフリー切符はないのと、鉄道も既に廃線になってしまっているので、バスかレンタカーということになる。「はこだて旅するパスポート」と組み合わせて、松前・江差方面や、江差からさらに奥尻島へも渡ればおもしろいコースが作れるのではないかと思う。

なお、函館市街だけを回りたい人には、函館バスが出している、バス1日券「カンパス」(大人800円、小児400円)バスと市電の共通1日券(大人1000円、小児500円)共通2日券(大人1700円、小児850円)もあるので、使い方によってこちらの方が良い場合もある。いずれも函館ロープウエイは別料金となる。

北海道を旅行するときに使えるお得な切符一覧

コメント

  1. […] (詳細)北海道南部(函館・大沼公園・森・木古内・恵山)方面のフリーきっぷ  […]