オムサロ原生花園は紋別の市街から約8km北方向にあり車で10分程度で着ける。しかも国道のすぐ脇にあり、もっと奥まった所と思っていたが違った。オムサロネイチャービューハウスの白い建物が海側に見える。駐車場に入ると、すぐ右手が原生花園となっている。ネイチャービューハウスの裏手はオホーツク海になっており、流氷岬の碑が立っていた。ここでは冬場に流氷を観察できるようだ。原生花園の中には散策路が幾条にもあり、花々を近くで見て回ることができる。中には湖沼があり、砂丘の植物と湿原植物の群生を見ることができる。原生花園は5kmほど続いているようだが、回れるエリアはその一部でしかないのだが、それでも回れる場所が多いので結構見ごたえがある。なお、ビューハウスから道を挟んで400mほど離れたところにオムサロ遺跡公園があり、縄文時代の遺跡を復元した公園がある。ちょっとした小高い丘の上にあり林に囲まれた雰囲気が、その時代を醸し出している。
国道を走って来るとオムサロ原生花園・流氷岬の表示があり、入るとすぐ目の前にオムサロネイチャービューセンターの白い建物があり、その前が駐車場となっている。
ビューハウスの右手が原生花園となっており、ビューハウスの裏手は海でオムサロ流氷岬という流氷の観察場所となっている。
原生花園の中に入る道があり、その先には幾条にも道があって、近くで花や鳥を観察することができる。
さらに奥には湖沼があり、湿原速物の群生も見ることができる。
7月2日に訪問した時に見ることが出来た花々は次のようなものであったが、季節によってまた違った種類が楽し得るのではないかと思う。
湖沼の周りの花など
原生花園からビューハウスの裏に出ると、すぐにオホーツク海が広がる。夏場は海岸線が続くだけの景色だが、流氷岬とあり、岬なのだろうかという疑問は残るが、流氷の観察場所になっているようだ。
原生花園から道路を渡って反対方向にオムサロ遺跡公園(400m)という看板が出ていたので、時間もあったので寄ってみた。
縄文時代から続く遺跡とのこと。思いのほか整備されており、歴史を感じさせる。
遺跡は、小高い丘の上にあり、林に囲まれている。行く途中に熊出没注意の看板があり、近くは熊の生活圏でもあるようだ。
丘を上がると、遺跡公園となっており、復元した住居や、薬草や食用の草花の表示が整備されており、当時の生活の様子が良く分かるようになっている。
オムサロ原生花園は紋別の市街からも近く、道路沿いと立地は良い。また、草原の中にも入れるように整備されており観察するには良い所だと思った。花の種類などは他の原生花園と大きな違いはないが、そう人が多くないためか、鳥がたくさんいるのが印象的だった。
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